抗酸化作用
抗酸化作用って何?
抗酸化作用とは、活性酸素から体を守る(活性酸素を抑える)作用のことを言います。
最近話題のポリフェノール、リコピン、βカロチン、カテキン、コエンザイムQ10などの物質には『抗酸化作用』という一つのキーワードが隠されているらしく、健康食品から探してみました。
・ポリフェノール
ワイン、チョコレート、ぶどうなどに多く含まれます。『フランスで心臓病の死亡率が低い理由は、赤ワインの消費量が多いから』という有名な仮説があるくらい、その抗酸化作用が注目されている物質です。
お茶のカテキン、大豆のイソフラボン、ブルーベリーのアントシアニンもポリフェノールの一種です。
・カロチノイド
βカロチン、リコピン、βクリプトキサンチンなどです。β-カロテン」はにんじんやパセリ、ほうれん草などに多く含まれます。リコピンはトマトの赤い色素に含まれる成分で、最近話題ですよね。新しいところでは、βクリプトキサンチンは日本のうんしゅうみかんに多く含まれている物質です。カボチャや柿にも含まれます。
・ハーブ類
1990年、アメリカの国立がん研究所が、疫学的なデータをもとにがん予防に効果のある食品をピラミッドの表にまとめました。これらの食べ物は「デザイナーフーズ」と言われていますが、その多くに抗酸化作用があることが知られています。
ブロッコリーやハーブなどが有名なデザイナーズフードです。
・ゴマリグナン
ゴマに含まれる物質です。『セサミン』というのはゴマリグナンの一種です。
結論的に抗酸化物質のほとんどは、日ごろから食べている野菜や果物に含まれているので、日ごろから、好き嫌いなく、バランス良く積極的に野菜や果物を食べていれば不足することはなく、肌に内側から与えてくれる自然の食品ということです。
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