SAQINA BLOG

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昨日に引き続き、障害についてのお話です。
2008年7月2日のザ・ベストハウス123を見た方いますか?
私は自分の娘が障害を持っているのにも関わらず、サヴァン症候群という病気を知りませんでした。
娘と同じ脳に障害がある病名なのに。。。
って言っても、このサヴァン症候群とは知的障害や自閉性障害のある者のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者の症状を指す。って書いてありました。
サヴァン症候群特定の分野にのみ驚くべき才能を発揮する人達のことって障害が大きなハンデなのに、違うところで開花しているって凄い事だと思う。
このTVを見て私はまた、励まされた。
確かに、まだ私自身、娘の障害を認めつつ、どこかで嘘であってほしい。って願っているところもある。
健常者の悩みを聞いていると時には苦しくなる事がある。
普通に生まれていたのなら、今が大変であっても後から少しは楽になる。と・・・。
私は娘の障害と一生、娘と付き合っていかないととか、子供に何かあるとホントに自分を責めてしまったりと、感情や感覚をとことん心がシャッタアウトしていた時期もあった。
でも、TVとかで娘よりも重度の障害を持つ子の特集を見ると、知らない人だけど、人との出会いがきっかけで少しずつ自分を建て直すことができ、私自身の励みになって散歩とかにも出かけることが出来るようになった。
障害者の親になり、周囲をもっと見れるようになったと事は「悪いことばっかりじゃないな」って少しは 思えるまでに回復しました。
時間の流れに身をまかせることも大事なのかもしれません。
ただ、障害があって・・・・と暗く話すと同情を買ってもらいたいのか?と思ったりとマイナスな考えが出来てしまうので、明るく、娘に出来る範囲を教え込むのが毎日の日課。
子供に一番に愛情を捧げれるのは親ですからね。
日本のテレビドラマで憶えていますか?
1996年フジテレビで『ピュア』が放送されたのを。
和久井映見がサヴァン症の折原優香役を演じていました。
私はこのドラマきちんと見ていなかったので所々しか憶えていなく、ただ、障害者なんだな~っと思ったことだけで、結局は第三者なんだと・・・。
今思えば、きちんと見ておけば良かったと後悔しています。
障害を持つ親たちの大きな心を見習って、私も娘のどこかにある才能を見つけ出して開花させてあげたいと思っています。
とても素晴らしい世界のスゴい脳の持ち主でした。

ジャンル: TV・雑誌・ラジオ,日記 — moominvalley26
1:45 PM  コメント (0)